高麗人参が育ってくれる環境

もともと中国や韓国の山深くに自生している高麗人参は、栽培がとても難しく、初めて栽培を行った際にも、かなりの年月と苦労があったと記されています。
栽培に当り、広大な面積が必要という事も難しい都いわれるゆえんです。
なぜ、広大な敷地が必要なのかというと、高麗人参は土壌の栄養分を根こそぎ自分の栄養素として吸収してしまうからです。

商売を行うためには、毎年収穫がある状態にしなければなりません。
高麗人参の場合、土壌の栄養素を吸いきってしまうのでその後、数年から10年くらい、土壌が使えなくなるというほどです。
つまり、広い面積を有していて毎年収穫できるように区画を区切り、場所を変えて栽培することが必要となるのです。

土壌の質も問題があります。
湿気が多すぎても育たない、乾燥しすぎても育たない、酸性の土壌もダメ、バランスのいい湿度があり土壌の質も選んでしまうというのは、確かに栽培する産物としては非常に苦労の尽きないものだとわかります。

多年草、という面も栽培を邪魔します。
1年を通じ高麗人参の適した土壌であり、天候であることが必要なのです。
適度な雨、夏場は水はけがよくなおかつ乾燥しない木陰などが最適で、木漏れ日が入ってくるような環境の土壌、制約が多すぎます!
こうした難しいものだからこそ、成長した高麗人参は価値が高いのです。
通常、6年物が最高といわれますが、6年もの間この土壌の管理、光と天候の管理を行うのですから、高級と呼ばれても仕方がない食材です。