歴史を持っている高麗人参

高麗人参は2000年もの昔から韓国や中国の中でも、人が足を踏み入れない山奥に自生していたことが知られ、古くから人々の健康、病気に役立ってきたものです。
人参といっても普段私達が食べている人参とはまた違い、人参はせり科に属していますが、高麗人参の場合、「ウコギ科」という種類です。
韓国などでは地位のある人しか食せないものであり、王侯貴族や皇帝が食すものとされていました。

山奥に自生しているとはいえ、人が入る事のない深い山の幽谷に存在する植物なので、手に入れることが難しく、非常に珍重されたもので、滋養強壮に効果があり、体を強くしてくれる植物として知られてきました
ただこの植物の場合、人が手を入れて栽培することがとても難しく、当時に生きる人たちは人が入ることが危険とされる山奥に分け入り、この貴重な高麗人参をくらいの偉い方のために探し採取してきたのです。

日本での高麗人参の歴史を見てみると、奈良時代に中国から天皇への貢物として献上されたという記録があります。
江戸時代には幕府として高麗人参の輸入を開始、この時から高麗人参を一般の方が口にすることができるようになったとされています。
現代は自生した高麗人参の数が少なく、やはり山の奥深くにしか存在しないという事で、栽培されたものが出回っています。